四天王(してんのう)
甘強酒造海部郡蟹江町

創業 文久二年(1862年)
杜氏 越後杜氏
由来 四天王とは、仏教で四方を鎮護するとされる四神(持国天、増長天、広目天、多聞天)のこと。転じて、その道に最も秀でた四人の総称として用いられる。命名者は先代で、商業登録されていそうでされていない名前ということで採用。きっかけや言われは定かでない。
石高 三千石
仕込水 木曽川の伏流水
水質 軟水
入賞 名古屋国税局新酒鑑評会
S56〜H9多数
金賞 全国新酒鑑評会 S62〜H9多数
消費先 東海四県60〜70%
その他の地域30〜40%
(関東圏・関西圏)

 「良い酒は良い米作りから」という原料米から考えた酒造りの理想を持ち、近隣の農家と酒造り好適米の契約栽培を行っている。

 品種は若水が主体である。何よりも興味深いのは、製麹には床麹法を用いていることで、直接的な手作業で温度変化に対応した麹米の手入れを行い、麹を育てていくという方法である。実際には相当に熟練した技術と勘どころが必要であろうと推測される。

 さらりとして辛さを感じさせず、旨さが残るような味が蔵元が考える理想の酒である。

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